01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
夕暮れ時からの営業が始まると、品川区南大井の「いさ美寿司」には刺身や握りを目当てに人々が集まります。半世紀以上にわたり寿司を握り続けてきた大将が迎えてくれる店内は、席数が十席ほどとこぢんまりしており、初めての客でも肩肘張らずに過ごせる気さくな空気が流れています。
席に着いたら、まずは季節の魚を盛り込んだお刺身盛合せや、小鉢の一品料理から始めるのが心地よい流れです。アジ刺しや水タコ刺し、つぶ貝といった旬の魚介をつまみながら、ビールや日本酒を傾ける時間は寿司屋ならではの醍醐味を感じさせてくれます。
握りでは、ツルッとした舌触りに仕上げられた赤身漬けや、ふわりとほどけるような食感が自慢の穴子にぎりが名物として親しまれています。お刺身と握り5貫がセットになった上プレートや特上プレートといったおまかせの構成も用意されており、その日の良いネタを迷わず楽しみたい時にも頼もしい選択肢です。
締めくくりには巻物も外せません。定番のトロタク巻はもちろん、かんぴょうに本わさびを効かせた甘辛いてっぽう巻や、爽やかな辛みのわさび巻が、食事の最後をきりりと引き締めてくれます。
店内は禁煙で、カウンターでの一人飲みから親しい人との夕食まで幅広く利用できます。満席になることも多いため事前の予約も活用しつつ、大将や常連客とのやり取りを楽しみながら、気兼ねなく江戸前寿司を堪能できる一軒です。







